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実践編P.100 U字形ブラケット弱い箇所を知るための固有値解析
U字形ブラケットのSTLモデルを読み込みます。
固有周波数解析には荷重条件、拘束条件などの境界条件が必要ありません。最小手順で解析ができます。1次の振動モードは通常、部品の一番弱い形状に変形します。このU字形のブラケットの例では、板厚の薄い部分の付け根が弱いということになります。
このような単純な形状であれば、わざわざ解析しなくても部品の弱い部分は推察できます。ところが次の項目で示す穴が空いた円筒のような構造物になると急に部品の弱点がわからなくなります。そのような時に、固有振動数解析は有効です。
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